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第652話

مؤلف: 宮サトリ
さらに、泣きすぎて目を真っ赤にした二人の子供もいた。

それを見て、警察官たちは事態を即座に理解し、真剣な表情で言った。

「こちらへどうぞ、ご案内しますので」

その後、警察は自ら先導して道を開け、近隣の病院へ事前連絡までしてくれた。

パトカーの支援を受けたことで、ようやく車は予定より早く病院へ到着した。

車が止まると同時に、瑛介は弥生を抱きかかえて一目散に病院内へ駆け込んだ。

二人の小さな子供も、必死について走ってきた。

その後の処置の末、弥生はようやく救急室へと運ばれた。

救急室には家族であっても入れない。

瑛介は二人の子供と一緒に、外で待つしかなかった。

今は周囲に誰もおらず、救急室の前の廊下も静まり返っている。

瑛介は陽平とひなのを自分のそばに座らせた。

「しばらくかかるかもしれない。ここで待とう」

陽平はとても聞き分けがよく、何も言わず、ただ静かにうなずいた。

けれど、瑛介のすぐそばには座らず、少し離れた場所に腰を下ろした。

彼が何を思っているのか、瑛介には分かっていた。

しかし、その位置からなら様子を見ていられるし、安全も確保できるので、強くは言
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